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ウォッチドッグ・タイマー
【watchdog timer】

 

システムが正常に動作しているかどうかを監視するためのタイマー・システム、もしくはそのような監視を行うためのメカニズム。ウォッチドッグとは、番犬とか番人という意味です。
ウォッチドッグ・タイマーは、カウントダウン (減算) タイマーの 1 種で、最初にセットされた値から一定時間間隔で自動的に残りカウントが減少するという動作をします。そして残り時間が 0 になるとシステムに割り込みを起こしたり、場合によってはシステムにリセットをかけたり、再起動させたりします。
ウォッチドッグ・タイマーを利用したオペレーティング・システムやアプリケーション・プログラムでは、一定時間間隔ごとにタイマーに初期値をロード (設定) して、カウントダウンを最初から行うようにしています。例えば 1 秒ごとに、ウォッチドッグ・タイマーに残り時間 30 秒という初期値をロードするというタスクを常時実行しておきます。ウォッチドッグ・タイマー自身はシステムからは独立しており、システムの状態とは関係なくカウント・ダウンが進みます。もし何らかの理由で、システムやアプリケーションがハングアップしてしまった場合は (デバイスの応答が返ってこなかったり、プログラムのバグなどによって無限ループに陥ったり、外部ノイズなどの影響でシステムが誤動作したりすると、このような事態が発生する)、初期値の再ロードが行われなくなります。その結果ウォッチドッグ・タイマーは 0 までカウント・ダウンし、システムに割り込みをかけたり、システムをリセットしたりすることになります。これにより、アプリケーションに異常 (無応答状態) が生じていることを検出してタスクを終了させたり、ハングアップした状態からシステムを再起動させたりすることができます。





 
 
 
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