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PC100
 

読み方 : ピー・シー・ヒャク

PC で利用する目的で、100 MHz のクロック周波数で動作する SDRAM とそのメモリー モジュールの仕様を定めた規格。100 MHz 動作の SDRAM に関して、電気的特性や信号タイミング、温度特性、信号/電源ピンの配列、機能などが規定されています。また、100 MHz 動作の SDRAM を用いた PC 用のメモリー モジュールについても、電気的特性や形状などが規定されているほか、SPD (Serial Presence Detect) と呼ばれるメモリー モジュールごとの仕様の差を吸収するしくみに関しても、仕様が定められています。こうした 100 MHz 動作の SDRAM 関連の規格は、半導体チップの規格を策定している JEDEC が基本的な仕様を定めていますが、これをベースにしてインテルが PC 用にまとめたのが PC100 SDRAM 規格です。
最大 100 MHz で動作するメモリー サブ・システムを持つ PC には、PC100 対応の SDRAM を搭載した DIMM などのメモリー モジュールが必要です。また PC100 対応 SDRAM は、100 MHz はもちろん、例えば 66 MHz など、より低いクロック周波数のメモリー サブ・システムでも動作します (ただし、PC ベンダーが PC100 対応 SDRAM での動作を保証していない場合もある) 。逆に 133 MHz など 100 MHz を超えるクロック周波数では、PC100 対応 SDRAM は正しく動作しません。この場合は PC133 対応 SDRAM を用いたメモリー モジュールが必要になります。
モジュールの規格名チップの規格名チップの種別モジュールの帯域幅クロック周波数データ幅
DIMM
PC66SDR SDRAM0.53 Gbytes/s66 MHz×1 倍 64 ビット
PC100SDR SDRAM0.80 Gbytes/s100 MHz×1 倍 64 ビット
PC133SDR SDRAM1.06 Gbytes/s133 MHz×1 倍 64 ビット
PC1600DDR-200DDR SDRAM1.60 Gbytes/s100 MHz×2 倍 64 ビット
PC2100DDR-266A/266BDDR SDRAM2.13 Gbytes/s133 MHz×2 倍 64 ビット
PC2700DDR-333DDR SDRAM2.66 Gbytes/s166 MHz×2 倍 64 ビット
PC3200DDR-400DDR SDRAM3.20 Gbytes/s200 MHz×2 倍 64 ビット
RIMM
PC600Direct RDRAM1.20 Gbytes/s300 MHz×2 倍 16 ビット
PC700Direct RDRAM1.42 Gbytes/s356 MHz×2 倍 16 ビット
RIMM1600PC800Direct RDRAM1.60 Gbytes/s400 MHz×2 倍 16 ビット
RIMM2100PC1066Direct RDRAM2.13 Gbytes/s533 MHz×2 倍 16 ビット
RIMM4200PC1066Direct RDRAM4.26 Gbytes/s533 MHz×2 倍 32 ビット
PC/サーバー用メモリー・モジュール規格の種類
PC やサーバーで利用されるメモリー・モジュールには、電気的特性や物理寸法などを規定している標準規格が存在する。ここに記したのは、SDRAM 系の DIMM と RDRAM 系の RIMM に大別される。規格名にはどちらも「PC」で始まるものがよく使われているが、SDRAM 系はモジュール側に、また RDRAM 系はチップ側にそれぞれ割り当てており、しかも「PC」に続く数値の意味は異なっている。混乱しやすいので注意が必要だ。なお、「クロック周波数」は「ベース・クロック×倍率」で表記している。また「データ幅」には、ECC の分を含めていない。

 
 
 
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