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読み方 : リバース・プロキシ/リバース・プロクシ
ローカルのネットワーク上にある Web サーバーなどを、インターネット側に向けて公開する場合に利用される Proxy サーバー・ソフトウェア。一般的な Proxy サーバーは、インターネット上の Web サーバーをローカルのネットワークから利用することを目的としているのに対して (フォワード Proxy と呼ばれる)、その逆向きに機能する (インターネット側からローカル側のサーバーへアクセスする) ことから、リバース Proxy と呼ばれます (reverse は「反対」の意味) 。インターネット側からの Web アクセス要求をいったんリバース・プロキシ・サーバーでまとめて受け、その要求をローカルのネットワーク上に置かれた Web サーバーへと中継します。これにより、Web サーバーの構成を外部から隠蔽して、柔軟な負荷分散やサーバー構成の変更などに対応することができます。また IP フォワードによるサーバー公開などと違って、URL を解釈して処理を行うので、シングル・サインオンのような、Web サイト全体に渡る高度なセキュリティー機能などを持たせることができます。 インターネット向けの Web サーバーを用意する場合、Web サーバーとなるマシンにグローバル IP アドレスを付与して、直接インターネットに公開するのが普通です。しかし Web サイトの規模が大きくなってくると、スケールアップ (システムの性能向上) やスケールアウト (システムの信頼性向上) などによってシステムの性能向上を図る必要があるし、社内に多数のプロジェクトや製品などが存在する場合には、それらの Web サイトをすべて統合して 1 つのツリーに見せるなどの工夫も必要になってきます。 リバース・プロキシは、インターネットからの Web アクセス要求を解釈して、最適な Web サーバーへと振り分ける機能を持ちます。これにより、例えば同じコンテンツを提供する複数台の Web サーバーを用意しておけば、それらへ順次中継することによって簡単に負荷分散やフォールト・トレランスを実現できるし、URL によって宛先のサーバーを切り替えれば、バーチャル・ホスティング機能も実現できます。それぞれの Web サーバーには異なるローカル IP アドレスを付けておけばよく、高価なクラスタ構成などにする必要はありません。さらに静的なコンテンツならばリバース・プロキシ・サーバーでキャッシュすることにより、Web サーバーの負荷を低減させつつ応答性を向上させることもできるし、ユーザー認証やアクセス制限、セキュリティー機能、ログ管理などをリバース・プロキシ・サーバーで一括して適用することも可能になります。 また URL を解釈して、部分的なツリーごとに異なる Web サーバーへと振り分けることもできるので、例えば広報部門や製品サポート部門、通販部門など、様々な部署に散在する Web サーバーをまとめて、1 つの URL ツリーの下に統合することも簡単に行えます (例:/company、/products、/shopping の 3 つをそれぞれ異なる部署の Web サーバーへ転送するが、外部からは 1 台のサーバーに見えるなど) 。
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