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RIMM
 

読み方 : リム

Direct RDRAM を搭載したメモリー・モジュール。Direct RDRAM 採用 PC では、RIMM でメモリーの実装や増設を行います。一般的に RIMM には 4〜 18 個程度のメモリー・チップ (RDRAM チップ) と、RIMM の仕様をメモリー・コントローラに伝える SPD (Serial Presence Detect) というチップが搭載されます。これらのチップの上には、ヒートスプレッダ (heat spreader) と呼ばれる金属板がかぶせられ、RDRAM チップの放熱を助けます。規格上では、ヒートスプレッダは必須ではありませんが、多くの製品は搭載しています。そのため RIMM を見ても、RDRAM チップは覆い隠されていて見えないものがほとんどです。
1 本の Direct Rambus チャネルには、1〜3 本の RIMM ソケットが装備されます。SDRAM DIMM などと大きく異なる点は、たとえ RIMM を装着しないソケットであっても、そこには Continuity RIMM と呼ばれるメモリー非搭載モジュールを装着し、ソケットを空けたままにしてはいけない、ということです。そうしないと、仕様上、Direct Rambus チャネルが物理的に切れたことになり、正常に動作しなくなるからです。
また 1 本の Direct Rambus に接続できる RDRAM チップ数は合計で 32 個までという制限があります。例えば 3 本の RIMM があったとして、16 個の RDRAM チップを搭載した RIMM を 2 枚装着すると、3 本目の RIMM ソケットには RIMM を装着する余地がなくなるということです。こうした制限のため、一般に RIMM 上には搭載 RDRAM チップの個数が記載されています。
モジュールの規格名チップの規格名チップの種別モジュールの帯域幅クロック周波数データ幅
DIMM
PC66SDR SDRAM0.53 Gbytes/s66 MHz×1 倍 64 ビット
PC100SDR SDRAM0.80 Gbytes/s100 MHz×1 倍 64 ビット
PC133SDR SDRAM1.06 Gbytes/s133 MHz×1 倍 64 ビット
PC1600DDR-200DDR SDRAM1.60 Gbytes/s100 MHz×2 倍 64 ビット
PC2100DDR-266A/266BDDR SDRAM2.13 Gbytes/s133 MHz×2 倍 64 ビット
PC2700DDR-333DDR SDRAM2.66 Gbytes/s166 MHz×2 倍 64 ビット
PC3200DDR-400DDR SDRAM3.20 Gbytes/s200 MHz×2 倍 64 ビット
RIMM
PC600Direct RDRAM1.20 Gbytes/s300 MHz×2 倍 16 ビット
PC700Direct RDRAM1.42 Gbytes/s356 MHz×2 倍 16 ビット
RIMM1600PC800Direct RDRAM1.60 Gbytes/s400 MHz×2 倍 16 ビット
RIMM2100PC1066Direct RDRAM2.13 Gbytes/s533 MHz×2 倍 16 ビット
RIMM4200PC1066Direct RDRAM4.26 Gbytes/s533 MHz×2 倍 32 ビット
PC/サーバー用メモリー・モジュール規格の種類
PC やサーバーで利用されるメモリー・モジュールには、電気的特性や物理寸法などを規定している標準規格が存在する。ここに記したのは、SDRAM 系の DIMM と RDRAM 系の RIMM に大別される。規格名にはどちらも「PC」で始まるものがよく使われているが、SDRAM 系はモジュール側に、また RDRAM 系はチップ側にそれぞれ割り当てており、しかも「PC」に続く数値の意味は異なっている。混乱しやすいので注意が必要だ。なお、「クロック周波数」は「ベース・クロック×倍率」で表記している。また「データ幅」には、ECC の分を含めていない。

 
 
 
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